瀬戸内寂聴の生涯は娘を捨てた事だけが唯一の後悔!他名言も

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小説家でもあり現役の尼僧でもあると言えば
瀬戸内寂聴(94)。

この人を置いて他にはなかなか居ないだろう。

小説「花芯」で鮮烈デビューした彼女の過去は
大正生まれとは思えない奔放な生き方をされた人。

ほぼ後悔は何も無い、としながら、唯一の後悔は
娘を捨てた事と語る彼女の、生き様はやっぱり壮絶。

現代では、本や映画となって楽しませてくれる
瀬戸内寂聴という女性の生き方を名言や、その
生涯から追ってみましょう。




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目次

瀬戸内寂聴プロフィール

瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう)
生年月日  1922年大正11年5月15日(94歳)
出身    徳島県徳島市
最終学歴  東京女子大学国語専攻部

瀬戸内寂聴の生涯が凄い

仏具店(瀬戸内商店)の次女として誕生。
この時代に東京女子大学に進学した彼女は両親からの
勧めて大学在学中の1943年21歳で見合い結婚する。

翌年娘を出産する。1944年生まれ。

まだ終戦前の日本だったが当時の旦那の任地で北京に
同行、1946年に帰国。

この時期日本は1945年にようやく長かった第二次世界大戦が
終わり敗戦を認めます。

この敗戦後、最中?か正確な時期は分かりませんが
どっちにしろ、戦後の混沌とした時代に、何と夫の教え子
と不倫、夫と当時3歳だった娘を置いて駆け落ちをします。

男とは京都で同棲するも、当然そんな仲は長く
続く訳が無く、旦那とも正式に離婚。1950年。
生涯

男ともほどなくして別れ、それから作家活動が
始まります。

そんな中でも、次は小説でも当時評判になり
当然批判にもなった、近年公開された
「夏の終わり」と同様に、既婚者とので作家
だった男との不倫生活や他の男との奇妙な三角関係。

そうです。あの時代にあって彼女はかなりの
肉食女子で恋多き女だったのです。

現代ならまだしも、彼女の敗戦後の日本では
相当のバッシングだったと思います。

モデルが美しいからかかなり見ごたえのある実話です。
だってこの時代にこれしたってある意味ホント凄い情熱的

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1973年に尼僧に51歳で出家するまで東京に住みだした
1950年代にも2人の男性との恋愛関係を認めています。

瀬戸内寂聴の後悔は娘の事だけ

娘が3歳の時、寂聴さん曰くう「命がけで愛した男」
の為駆け落ちして文字通り「子捨て」と呼ばれながらも
座右の銘は「生きる事は愛する事」とした生き方を全う
した寂聴さん。
娘
出典:https://spur.hpplus.jp/culture/feature/20160530/ElVgcjA/

彼女が残した小説や、映画には現代に置いても
何も変わらない女の心情が見事に描かれている事で
知られてますが、本人も自らの人生に一切の後悔無し
としながらも、やはり母として出家後には和解した
たった一人の娘に対してはかなり後悔の念は持って
いるようです。

「子供はやっぱり育ててこその母親だと~」
誰かの会談で話して見えました。
娘
出典:http://www.kanteiya.com/column/13/0505.htm

出家後娘さんとの交流はあるものの、やっぱり遠慮
した付き合いしか出来ないんだそう。




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瀬戸内寂聴の名言とは~

御年94歳の寂聴さんです。
作家としても数々の賞を入賞され尼僧としても
今となっては知らない人は居ない寂聴さん。

ですので、名言と言っても全て上げだすとキリが
ありませんので、ここはやっぱり、古今東西の
恋愛ネタ中心にご紹介します。

   「恋の醍醐味は不倫ですよ」

これ寂聴さんが90歳過ぎて言った名言です・・・

与えられた限りある時間に、思い残すことなく人をたっぷり愛しておかなければとしみじみ思います。

別れの辛(つら)さに馴(な)れることは決してありません。幾度繰り返しても、別れは辛(つら)く苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。

人間は生まれた時から一人で生まれ、死ぬ時も一人で死んでゆきます。孤独は人間の本性なのです。だからこそ、人は他の人を求め、愛し、肌であたため合いたいのです。

幸福になるためには、人から愛されるのが、いちばんの近道です。

恋を得たことのない人は不幸である。それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である。

どんなに好きでも最後は別れるんです。どちらかが先に死にます。人に逢うということは必ず別れるということです。別れるために逢うんです。だから逢った人が大切なのです。

世間的に申し分のない夫や妻であっても、相手が欲していなければ、それは悪夫、悪妻です。そんな時はさっさと別れて、自分の良さを認めてくれる相手を探すことです。

夜の熟睡を死んだように眠ると譬(たと)えるのは、適切な表現かもしれません。人は夜、眠りの中に死んで、朝目を覚ます時は死から甦(よみがえ)るのだと考えられるからです。「日々これ新たなり」ですね。
           naver引用

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おわりに

この時代の女の人は私の祖母の時代より少し上の年代です。全てを犠牲にして女は我慢を強いられた時代に、彼女はたった一度の人生にやっぱり他人では無い自分の意思で「命がけ」で生を全うしたように思えるから~
現代の私達にも繋がる強いメッセージがあの時代を生きた彼女の生涯や名言からメッセージとして強く心に響く方も
多いのではないでしょうか。改めて人生や生に付いていつも投げかけてくる寂聴さんの生き方そのものに触発されながら益々の彼女からの発信を楽しみにしたいですね。




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