国枝慎吾リオの活躍で年収の低さ打開なる?フェデラーが認めた男

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つい先月のリオ五輪での感動から、9月
中旬から始まるリオでパラリンピックが
開催される。

この大会で日本では間違いなくメダル確実視
されている国枝慎吾(32)。

車いすテニスという競技でありながら長らく
世界ランキング1位の王者で、あのフェデラー
が認める世界の国枝慎吾。

だがその内情は知られざる年収の低さと世界や
日本でもまだまだ、健常者との格差の大きさも
感じずにはいられない実情もこのリオ五輪での
活躍で打開となるか?を追ってみよう。




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目次

国枝慎吾プロフィール

国枝慎吾(くにえだ しんご)
生年月日 1984年2月21日(32歳)
出身地  東京都
身長   173㎝
体重   62kg

プロフィール 
出典:http://s-bellkochan.com/1438.html

9歳で脊髄腫瘍となって下半身麻痺になり車椅子生活になる。
小学6年でテニスを始めた国枝は、高校1年でオランダでの
海外遠征を体験し、テニスで生計を立てれる事を知り、
そこからそれを目標とする。

2009年に日本人初で車いすテニス選手のプロに転身。
サポート(スポンサー)はユニクロ。

国枝慎吾の年収が低すぎる!

彼の強さや経歴は、圧倒的と言っても過言ではない
強さと経歴です。

グランドスラムで計40回の優勝を誇る彼は間違いなく
車いすテニス界の王者そのもの。
年収
出典:http://prcm.jp/list/

だけど、その車いすテニスが健常者のグランドスラム
と統一されたのはまだ2010年の事。

そしてその賞金の違いも天と地の違いなのです。
幾ら彼がこの車いすテニスの王者であっても、彼の
年収もやはり、この垣根を超える年収とは考えにくい
事から、平均年収はやはり、1千万円では無いでしょうか?

彼の場合はもう少しもらっているかもしれませんが。

平均は1千万円と言われています。

これだけの経歴で、錦織圭との違いを考えたら・・・
かなりな不条理さを感じます。

世界での健常者と障害者との違いも酷い

2014年から世界ランキングを確実に上り詰めて
いる錦織圭さんも、当然凄いのですが、彼は錦織圭
さんより、もっともっと前からこのグランドスラムを
制覇しています。

それなのにその大会賞金の違いには愕然としてしまいます。
日本での扱いが世界のそれに遅れているのだろう~とばかり
思っていたので、結構ショックですね。
年収
出典:http://mainichi.jp/graph/2015/01/31/

健常者のグランドスラムでの大会賞金が優勝者で3億円。
車いすテニスでのグランドスラムの賞金が600万円

一体この差は何なのでしょう?
この格差は五輪での報奨金も大きく違います。

国によっての違いはあれど、日本では今回ロンドン五輪より
UPした金メダルで500万。銀メダル300万。銅メダル100万円。

これがパラリンピック対象者となると
金メダル150万円。銀メダル100万円。銅メダル70万円。

彼は東京招致のアンバサダーも務める障害者スポーツ全体の
普及活動のキーパーソンでもあります。

健常者と障害者との努力の差でもあるのでしょうか?
おそらくは健常者以上の努力は必須の彼らに、この格差
は夢がありません。

国枝氏に限って言えば車いすテニスという事で車いすの
メンテナンス代としての維持費や修繕費も当然必要でしょう。

それらを加味してもかなり残念な報奨金や賞金の格差と
言わざる得ません。

このリオ五輪で更なる活躍で、車いすテニスの認知度を
あげて、日本も、そして世界にもその格差を無くすべく
夢や感動を拡散して是非正当な評価をするべく見直しが
される事を祈るばかりです。




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国枝慎吾はフェデラーも認めた凄い男

世界的なテニスプレイヤーとしてロジャー・フェデラー
を知らない人は居ないと思います。

その彼に日本人記者がインタビューした時の事です。
今ほど錦織圭の世界ランキングも高くなかった頃に、

『なぜ、日本のテニス界には世界的な選手が出てこないのか?』

この質問にフェデラーが驚き返した言葉が、
フェデラー

『何いっているんだ君は?日本には国枝慎吾がいるじゃないか!』

その発言は2003年にも及び、1年間で4大大会を制覇する年間
グランドスラムをいつ実現できるか問われたとき、次のように答える。

   『僕よりクニエダの方が早い』

当時も世界ランキング1位のフェデラーがです。

でも当時国枝慎吾もその強さは圧倒的で、その後結局
フェデラーの予言通りに、テニス史上初と言われた車いす
テニスでグランドスラムを達成。

フェデラー
出典:http://enjoy-labo.com/wp/post-757

2008年北京五輪でのパラリンピックでは金メダル。
続く09年も負けなし。40戦無敗の国枝慎吾の事を
フェデラーは、こう言ってます。

     「国枝を尊敬している」

カッコいい国枝慎吾・・・
素晴らしいし、凄すぎです(泣)
フェデラー
出典:http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201209100531.html

ちなみに国枝慎吾さんの好きな言葉は『挑戦』

「これに尽きます。恒にチャレンジを意識して決断、行動
してきたし、これからもしていく~」

おわりに

国枝慎吾の快進撃はまだまだ続きそうですが、彼の凄さは、彼の好きな言葉にも集約されているのかもしれません。
健常者と障害者がまったく同じ扱いは難しいのかもしれません。だけど必死の努力にその差は無いのだと思うと、格差を無くしていく、評価のあり方として格差を無くし、リスペクトするべき人間はしていく。国枝慎吾さんがその立役者になってくれるべくこのリオ五輪での活躍に
も目が離せませんね。




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