金正男暗殺まともでいい人な長男が兄弟に命乞いも狂人金正恩届かず

この記事は4分で読めます

ついに北朝鮮が骨肉の争いとなる権力闘争を
恐れ実の兄弟で殺しを命じ長男の金正男氏が
逃亡先のマレーシアで暗殺された。

北朝鮮の中でもまともでいい人と言われた正男氏の
いい人エピソードも・・・

父の金正日死去後正恩氏の暗殺を恐れて近年は
命乞いまでしていたと言う彼の願いはついに届かなかった。

益々狂人家していく金正恩氏の現在も追ってみよう。




Sponsored Link

目次

金正男ついに暗殺!

北朝鮮の故金正日氏の長男で現北朝鮮の指導者
金正恩氏の異母兄弟の長男金正男氏(キムジョンナム)
45歳が13日の昼中堂々とマレーシア空港で暗殺された。

暗殺
出典:http://ameblo.jp/aabe/entry-12247943940.html

マレーシアクアラルンプールからマカオに向かう
途中に毒針での暗殺だったと伝えられている。

女は今日15日午前9時頃同空港で一人は逮捕。
現在北朝鮮から金正男の遺体を返すよう要請されるも
マレーシア警察が詳しい死因を調べている。

状況は搭乗を待つ正男氏がショッピングエリアに
居た所女性二人に背後から近寄られ、最初液体を
染み込ませた布で顔を覆い、その時点で火傷状態に
なった正男氏に毒針の付いたペンで刺されて暗殺
されたと伝えられている。

その後空港員に助けを求めて救急搬送された車の
中で死亡が確認されたと言われている。

暗殺が報道された当初女性二人での逃走がニュースと
なったが空港の防犯カメラなどから、この2人の女性
含む男性4人に女性2人の6人がこの暗殺に関わっている

と現段階では確認されている状態だ。

当初自然死の疑いもあった金正男氏はこの6人の
暗殺犯の存在によって確実に計画的犯行だったと
判断され調査が進んでいる。

金正男はまともでいい人だった説

異常性の高さで他国と一線をかしているお隣の国
北朝鮮。

今更ながら言わずもがななこの国の独裁政治ぶり
と弟の金正恩の狂人ぶりはいつも話題の的だが
そんな中権力闘争にも興味を持たず、人となりも
いい人と言われてきた正男氏。

まとも
出典:http://marimari00.blog105.fc2.com/blog-entry-225.html?sp

過去にはデズニーランドに行きたいが為に日本に
不正入国した事もある彼は、父の金正日氏が亡くなった
跡、権力闘争を恐れる弟に常に命を狙われながら北朝鮮に
居場所を亡くし中国やマレーシアを渡り歩いたと言われる。

そんな彼のいい人でまともだったと言われる
エピソードは2011年の東日本大震災後も何と
日本人記者に連絡をとって(ラインらしい)
安否の確認を取った程だったと言われている。

弟の狂人ぶりからしたら、何とも微笑ましい
エピソード。

現在に続く北朝鮮の超絶社会主義国の暴挙を良く
思ってなかった彼は父の故金正日氏にも意見した
そうです。

このままではいけない!国の正常化に為改革開放
する必要を何度も説く長男正男氏を正日氏は煙たい
存在だったそうです。

最終的には北朝鮮から出ても良いから(面倒は見る)
の条件で国から追い出す形を取ったのは父の正日氏
だったと言われています。

それ程親子と言えども違う思想や政治理念を持っていた
彼はやっぱり旧体制を続ける父親や弟正恩氏には目の上の
コブ状態だったのかもしれません。

日本人の立場からしたら、相当まともな人物でいい人だった
と思えるのも致し方ありません。

だけど裏腹でそんな彼が親兄弟に最後まで北の
危険人物として捕らえられたのも納得な気がします。




Sponsored Link

金正男暗殺に怯え兄弟に命乞いも

最終的には自分の政治理念よりも国を牛耳った弟
正恩氏に身の危険を感じた正男氏は命乞いの手紙
送っていたそうです。

2011年の父金正日氏死去後いよいよ、三男である
異母兄弟の正恩氏が最高指導者に就任した同年4月に
送った手紙の内容が悲しいです。

最高指導者となった長男正恩氏に
兄弟
出典:http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20170215/1056912/

「私や私の家族を助けてください」

「私たちは行くところも避けるところもなく、逃げ道は
自殺だけだとよく分かっている」

こう手紙には綴ってあった。

要するに丸腰状態に自分ら家族と自分を暗殺する動き
がハッキリ見てとれたのが翌年の12年ごろ。

この頃には国情院の説明によると確実に正男暗殺に
向けた動きが北朝鮮にはあったと言われている。

暗殺命令を止めてくれ!

これが異母兄弟とはいえ同じ父を持った弟に対する
彼の最後のお願いだったのだ・・・・

しかも願い空しく約一回り年下の弟正恩氏は
あっさりと自らの身の保身を優先させ兄の殺害を
12年から狙い17年の2月に見事成就させたと思って
いるのだろうか?

日本で言うならまさに戦国時代、北朝鮮もまるで
王族時代の世襲制で王の座を巡って兄弟が殺し合い
をしたと言うが・・・

北朝鮮はまだその時代を生きているのだ・・・
この21世紀という時代に何と言う悲劇。

金正恩の狂人ぶりに拍車?

先代の金正日総書記に輪をかけて獰猛な性格だと
言われる金正恩氏。

そんな三男を誰よりも『こいつは肝っ玉が太い』と常に
自分の隣に座らせ早くから後継者として期待した金正日氏。

そんな父の期待に応えようと言わんばかりに、改革開放を
願う兄とは裏腹に旧体制をいつまでも貫く独裁政治を貫く
正恩氏は、金正男氏の母方のいとこ、李韓永氏
(82年に韓国に亡命)を手始めに暗殺。

その後同じ正男氏の見方で海外での豪遊生活を支えた叔父の
張成沢氏も2013年12月に殺害。

この叔父には機関銃で90発もの銃弾を浴びせ
その亡きがらも全てを灰に焼き尽くしたそうだ。

そして今月2月16日は亡き父金正日氏の命日を目前に
して実の兄正男氏を暗殺した。

この冷酷さは国民だけに留まらない残忍性で
邪魔するものは誰であろうと許さない~と言わんばかりの
狂人ぶりだ。

もとより、北の最高指導者となって追われる立場と
なった正恩氏の精神状態もまた破綻しているのでは~と
言われながらもこの残忍な指導者の北朝鮮の体制は
一体いつまで続くのだろうか・・・




Sponsored Link

おわりに

遥か昔の戦国時代に迷い込んだかのような血を分けた兄弟の暗殺が同じ時代に生きながら北朝鮮では嬉々として行われている。次のターゲットに正男氏の長男の名があがっていると言われる今、正恩氏の暴走はもはや止められないのだろうか?この狂人こそ誰が止めるべきである事に誰も気が付いて無いなどと言う事があるまいと思いながら悲劇の人金正男氏のご冥福をお祈りします。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
  • 関連記事

    1. 韓国アイキャッチー
    1. この記事へのコメントはありません。

    1. この記事へのトラックバックはありません。

    管理人 さゆりです