川井梨紗子2階級上げ掴んだリオ五輪と母仕込みの攻めと負けん気

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初の大舞台リオ五輪レスリング女子代表63kg級の
切符を掴んだ川井梨紗子(21)

母にレスリング全日本女王、父もグレコローマン
74kg級学生2冠の、まさに霊長類最強と言われる
吉田沙保里に負けない環境のレスリング一家。

今大会では本来の階級から2階級上げてのリオ五輪
の切符を掴んだ彼女は姉妹共に「東京五輪の星」とも
言われる期待の若手。

母親仕込みの攻めのレスリングに究極の負けん気で
まずはリオで金メダルを目指すという彼女のこれまで
を追ってみよう。




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目次

川井梨紗子プロフィール

川井梨紗子(かわい りさこ)
生年月日  1994年11月21日(21歳)
出身    石川県
身長    160㎝
階級     63kg
学歴     至学館大学に在学

川井梨紗子2階級上げて掴んだリオ五輪

2015年の世界選手権(ラスベガス)で銀メダルで
初のリオ五輪の切符を掴んだ彼女は元々は58kg級
の選手だった。
川井リオ五輪
出典:http://www.asahi.com/articles/ASH9C45PDH9CUTQP018.html

その階級に見切りをつけたわけでは無く今いる58kg級
の王者伊調馨を倒す事を目標に戦ってきた彼女。

当初は階級を変える事などみじんも考えていなかった
彼女は階級変更にも相当抵抗があったようだ。

でも一昨日の2014年全日本選手権で伊調馨に負けて
から(至学館大の)栄(和人)監督から階級を上げての
転向で五輪を目指す事を勧められ、その後両親や48kg
級の登坂絵莉さんにも63kg級に進むべきだと言われた事
がきっかけで最終的にはこの階級でのリオ五輪を目指す事
に踏ん切りがついたようだ。

本当は伊調馨に勝ってこそ~の思いもあったようだが
その伊調馨氏も元はあの吉田沙保里と56kg級時代が
あっての今だ。

56kg級はライバル吉田沙保里がいて苦戦したが
階級を上げてからが無敗の王者となっている。

東京五輪ではまたこの58kg級に戻るとは言っているが
一端はこの階級でリオを目指す。




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川井梨紗子母から学んだ攻めのレスリングに性格

母は川井初枝(46)は1989年世界選手権代表53kg級
で7位の成績。

父親の川井孝人(48)さんは日本大学時代にグレコローマン
74kg級の学生2冠を果たした、吉田沙保里にも負けない
レスリング一家だ。
母
出典:http://toretate-news.hatenablog.com/entry/2016/05/05/104034

小学2年生で母の務める金沢ジュニアレスリングクラブ
母親仕込みのレスリングを学んだ彼女はとにかく徹底的に
攻めるレスリングを学んだ。

『攻めなきゃレスリングじゃない』という攻めのスタイルを
教え込まれた彼女は自らの志願で中学2年では強豪選手のいる
「至学館高へ行きたい」と志願。

金沢から至学館の寮へ入る見送りの帰り道に母に届いた
メールに彼女の決意が母に送られた。

『今までありがとうございました。至学館に入っても
頑張りますので見ていて下さい。行かせてくれてありがとう』

92年から五輪採用になると聞いて目指したが結局レスリング
が正式種目になったのは94年のアテネからだった。

五輪を目指し届かなかった夢を掴んでくれたのが自身の
娘梨紗子だった。

性格はとにかく負けん気が強い。これも母譲りだろう。
彼女には妹の友香子(18歳)至学館大もおり、彼女も
日本代表選手に育っている。
妹
出典:http://www.sanspo.com/sports/news/20151221/spo15122120220004-n1.html

去年12月には姉妹で60kg級も争っている。

4年後に控えた「東京五輪の星」と言われるこの
川井梨紗子とその妹、友香子姉妹にも注目となるだろう。

ますは手始めに姉からこの大舞台で階級上げてまでの
リオ五輪の切符を掴んだので、是非母親仕込みの攻めの
レスリングを見せつけて欲しいと思う。

おわりに

女子レスリングと言ったら吉田沙保里と伊調馨が4連覇も
かかる偉業の持ち主で有名だが、次世代の東京五輪では
間違いなく川井梨紗子らの時代がやってくる。ますは
手始めにどんなレスリングを見せてくれるのかこのリオでの
闘いが益々楽しみですね。




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