またしても横綱白鵬が再三の注意を振り払って格下の
正代に対してダメ出しをした。

今や東前頭２枚目で人気力士の正代の横綱初取り組みとあって
土俵にあがるや会場からのかなりの正代コールに白鵬が嫉妬
から出たかのような開口一番の強烈張り手。

当然実力の差がある事も認めるが、横綱相撲とは思い難い
この取り組み。

横綱の手痛い洗礼を受けた正代の弱気と言われる性格と
相撲界では珍しい大卒相撲の彼の経歴や熊本出身の家族
への思いを追ってみよう。




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正代コールで白鵬ブチ切れ強烈張り手の4日目

領国国技館で行われた昨日5月11日4日目夏場所で
初取り組みとなった横綱白鵬と、東前頭2枚目で
現在人気急上昇の正代が初挑戦で取り組みした。

土俵に上がるや否や正代コールが鳴り響き彼の今の
人気ぶりがうかがえるが、この正代コールに横綱が
面白くなかったかのようにブチ切れた。
（あくまでそう見えた）

立ち合い一気に強烈な張り手を正代に食らわせた白鵬は
そのまま一気に押し出し。

正代4日目にして4連敗となった。

立ち合いすぐの強烈張り手や勝ちあげは横綱の十八番の
ようなもの。

それはいいにしても問題は最後に行った、ダメ出しだ。

この明らかなダメ出しには土俵下で審判長を務めた
二所ノ関審判部長（元大関・若嶋津）も一言
　　　「なかなか直らない。見苦しいよな」と苦言した。

ちなみに立ち合いで食らった張り手で正代の頬には20㎝程の
ひっかき傷が出来、口の中も切れるほどの衝撃だったという。

本人も「張りで重心が横にいくほどの強い衝撃だった」

まぁこの張り手やダメ出しがなくても白鵬が完勝出来る相手
だった事は明らかだが、だからこそ、ここまで厳しい相撲を
初挑戦で挑んでくる格下に対して行う横綱の性根というか
言い方は悪いがかなり意地の悪い相撲に感じてしまった人は
少なくとも私だけではないのでは？と思えて仕方ない。

正代プロフィール

正代直也（しょうだい　なおや）
生年月日　1991年11月5日（24）
出身　　　熊本県宇士市
身長 183cm
体重 160kg
所属部屋 時津風部屋
得意技 右四つ・寄り
現在の番付 東前頭2枚目

ちなみに遠藤とは同級生かな？2年生で優勝した東農大3年生の
全日本相撲選手権決勝で遠藤と対戦して2位に敗れている。

四股名は本人の希望で本名の正代になったが時津風親方も
正代を「いい名前。おかしくない」と太鼓判。

なお、正代の名字の先祖には海賊だったの意外な説もあるらしい。




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正代の気弱？な性格

去年15年9月13日で新十両昇進となった正代。
初土俵の14年3月から11場所所要の新入幕は1958年幕下付け出しを
除くスピード3位タイ。

この順調な相撲道を行く正代だが師匠の時津風親方（元前頭時津海）
曰く、「何をするにも、マイナス思考」という程の
小心な性格なんだとか。

勝負の世界なのに～とおもいきや実際の彼は穏やかな性格で、
去年の十両昇進でのインタビュ―でも

「十両で対戦したい力士は？」と聞かれ

『全然ない。できればみんなと当たりたくない』と言って
師匠に「バカじゃないの」と突っ込まれるシーンも
あったらあしい。

勝負の世界豪気な性分かと思ったらどうやら全く逆のようだ。

正代は大卒相撲で家族思い

熊本には両親と姉、弟のいる5人家族だが
15年秋の九州場所で十両優勝で賞金120万円貰った
正代は全て両親にプレゼントした孝行息子でもある。

去年の15年と言えばまだ23歳の遊び盛りの若者にしたら
何とも親孝行な家族思いの心優しい息子ではないだろうか。

この4月におき、未だ収束が図らない状態の熊本地震での
熊本出身の正代を思っての昨日の11日4日目の正代コール。

何とも白鵬の勝気とは真逆の優しい正代にもう少し
横綱の勝気さを分けてもらって欲しいくらいだ。

これが問題の張り手・・・相変わらず強烈です　汗

まとめ

正代の11日4日目夏場所横綱初挑戦では手痛い洗礼の強烈張り手で
押し出しにダメ押しで4連敗。
正代の性格は師匠曰く「マイナス思考」で気弱な性格。
家族は5人家族で親思い。十両優勝賞金は全額両親にプレゼントの
太っ腹な長男気質も。昨日の横綱戦も手痛い洗礼となったがこれを
バネに日本人力士の若手として期待の力士には間違いない正代に益々
今後も目が離せませんね。




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