西郷隆盛の3人の妻との出会いと別れに犬好きの理由に名言も

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西郷隆盛アイキャッチ

大河ドラマ2017年はまたも明治維新の立役者として
その名を今に伝えられる西郷隆盛のせこどんが始まり
ますね。

49歳と言う短い生涯の間に3人の妻を持ち2度の
島流しにもあった歴史に名を遺す彼の名言や愛犬家
としての顔なども一挙に追ってみよう。




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目次

西郷隆盛の3人の妻出会いと別れ

一人目・伊集院須賀(いじゅういん すが)

最初の妻は西郷が24歳の時に出会い、その美しい姿に
西郷隆盛が猛烈のアタックして見事ハートをゲット
したと言われている。

別名伊集院俊子とも呼ばれたお嬢様で西郷よりも
3歳年下の21歳で西郷家より各上とされた城下土で
実家もお互いの家から近かったそうだ。

だが西郷隆盛の出世のきっかけとなる藩主の島津斉彬から
江戸の勤務をまかされ今で言う会社員の昇格ではあるものの
結婚した年の1年の間に西郷の祖父や父、母と同年に3人もの
家長が亡くなった事で西郷にかかる負担が大きかった。

当然、旦那の留守を預かる須賀の苦労も相当なものだった
ようで見かねた実家に呼び戻される事態となって江戸に居る
西郷とのやり取りでわずか2年で離縁となった。

2人目・愛加那(あいかな)

この女性とは西郷が30歳の時、安政の大獄で窮地に
追い込まれた彼が冬の海に身を投げるも、同じく
身を投げた住職はそのまま亡くなるものの、西郷は
瀕死の状態で助かる。

そんな彼を世間からかくまう名目で薩摩藩が(流刑)
ではなく奄美大島に彼を逃がした時にその地で紹介
された女性が愛加那と言う当時西郷31歳愛加那23歳
で1859年12月1日に結婚している。

翌年の1960年2月には長男となる菊次郎が誕生するも
同年の12月にはまたも薩摩藩からの召喚命令が来た
事により、またも西郷と嫁の愛加那は離れ離れとなる。

この当時の薩摩藩の掟で島妻制度という規則では
島の妻を連れ帰る事は許されていなかった。

結局この当時既に愛加那のお腹には2人目の子供が
いる状態だったが結局この妻とも西郷は3年あまりの
結婚生活で幕を閉じる。

三人目・糸子

1865年2月23日西郷37歳糸子21歳の再婚同士でした。

糸子もまた海老原と言う男性に一度は嫁いでいたバツ1
だった女性ですが西郷自身も既にバツ2だった為全く
気にしてなかったそうです。

京都や江戸など西に東にと薩摩藩の要職だった西郷は
その最後まで鹿児島にじっくり腰を据えてゆっくり出来る
事はなかったものの、この糸子が西郷の留守にも甲斐甲斐しく
その兄妹や子供らの世話もしたと言われています。

彼女との間にも子供は3人設けて、この糸子に限っては
2度目の妻の愛加那との子供菊次郎も8歳から鹿児島に
引き取って育てたそうです。

最初の妻の行く末は語られていませんが、二度目の妻
愛加那は66歳でその生涯を閉じました。

3度目の最後の妻糸子もこの時代としてはかなり長生きで
34歳の時夫(西郷)を亡くし、彼女自身はその後三男の
酉三を結核で亡くし、寅次郎もスペイン風邪で亡くし
最後は次男・午次郎の家で息子夫婦に見守られながら
その生涯を79歳で閉じています。

西郷隆盛が犬好きだった理由

犬好きて運動もかねてウサギ刈りの為に
薩摩犬を飼っていたことで知られる彼の
愛犬の名は『ツン』や『カヤ』などちょっと
可愛過ぎる名前が有名だ。

あの有名な上野の銅像は『ツン』なんだとか・・・

それでもかねてより犬好きだった理由は
彼は私利私欲にまみれた政治の世界に長らく
身を置いていた西郷らしい理由だった。

「犬の従順で純粋な所が大好きだった」

西南戦争にも愛犬を連れて走った彼は
追い詰められた際には、首輪を外して
犬は逃がしてやったと言われています。




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西郷隆盛の生涯で残した名言

命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。
この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)をともにして国家の大業は
成し得られぬなり。

世の中で、人からそしられたり誉められたりするといったことは
塵のように儚く消え去ってしまうものである。

己を尽くして人を咎めず。我が誠の足らざるを常にたずぬるべし。
我を愛する心を以って人を愛せ。自己を許すが如く人を許せ。
人を責めるが如く自己を責めよ。

幼少期の友達の喧嘩の仲裁に入って腕の神経を痛めて剣術では
身を立てる事が出来なくなった彼の幼少期や青年期は勉学に
いそしんだと言われている。

数え切れないほど残された名言からもその学術の
高さが伺いしれ、今も直語り継がれている・・・

おわりに

その生涯を通して時代の変換機に一生を捧げ誰からも親しみ愛されたと言われる西郷隆盛の人間力や人となりが3人の妻との縁があった事や、損得の計算なく従順な犬を愛した西郷隆盛の人間力と魅力に溢れています。
大河ドラマの「西郷せこドン」が今から楽しみですね。日本の立役者西郷隆盛の人物像に今なお目が離せませんね。




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