
前場所の日本人力士の10年ぶりの優勝に
今春場所は綱取りのかかった大関琴奨菊。
今場所唯一無敗の大関稀勢の里も初優勝を
狙っての21日9日目春場所の二人には大一番の
大関対決であった。
息をのガチンコ相撲となり、どちらの大関にも
頑張って欲しい気持ちで見守る中、あっさりと
稀勢の里が突き落としで勝負を決めた。
唖然とした、その勝負にやっぱり今場所に
全てを賭けて戦っているのは、改めて綱取り
の琴奨菊だけではないのだな~と、物足りない
ながらもこの熾烈な戦いの行方を考えてみよう。
これで2敗となった琴奨菊に綱取りは
かなり絶望的となったのは間違いないだろう。
だが可能性があるとしたら~を追ってみる。
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目次
琴奨菊大関稀勢の里との大一番に敗れ2敗目
春場所9日目の21日エディオンアリーナ大阪で
ただ一人の無敗大関稀勢の里と先場所10年ぶりに
日本人力士で優勝した大関琴奨菊の、見どころ満載の
大関対戦だ。
かたづを飲んで見守る中、その対決に勝利
したのは大関稀勢の里だ。
ガチンコ相撲を期待した会場のため息が聞こえて
くるかのような本の一瞬で勝負が決まった。
立ち合いから一瞬の突き落としで、琴奨菊を右で突き落とした。
これで、綱取りのかかる琴奨菊は2敗目となった。
琴奨菊やはり綱取りは絶望的か!
琴奨菊にとっても落とせない勝負のはずだった
この大関対戦。
取組後には、「しょうがないな。しょうがない」
の声とともに引き返していった琴奨菊。
だかこの春場所の折り返し9日目での2敗目は
痛恨の負けでありかなり今回の綱取りが
絶望的となったのは間違いないだろう。
それにしても、西の大関稀勢の里。
彼も何度も優勝を取りこぼし、前場所の
琴奨菊の優勝では、一番悔しい思いをした
大関には間違いない。
今日の取り組みは、がっつりの力相撲を
期待&想像していただけに、かなり肩透かし
なあっけない取り組みではあった。
だが、この大一番だからこそ絶対に優勝したい
稀勢の里には勝負の内容よりも、勝ちに
こだわった相撲の結果が今日のあの取り組み
だったのだな~とある意味納得も。
勝負よりも勝にこだわる。
これこそがシノギを削って綱取り・初優勝
をその手に出来る唯一の可能性なのかもしれない。
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琴奨菊の綱取り可能性はまだある?
これで、全く琴奨菊の綱取りの可能性はなくなったのか?
答えは、限りなく絶望的とはなったがゼロではないだろう。
個人的にはゼロだと思いたくもない・・・
毎年春場所は荒れるともいわれる場所。
琴奨菊の弟弟子の琴勇輝の調子が右肩
上がりな事もあり勝負の世界はどこで
どうなるのかは分からない。
残す場所全てを勝利出来、(当然横綱3人、
大関1人含む)今日の大関対戦で負けた
稀勢の里のこの先の負けが続き、もう一度
琴奨菊が優勝に手がかかる勢い(流れ)と
なればまだ一縷の可能性も無いとは言えまい。
だが、物事全てには流れという不可解な
理屈だけでは説明できないモノも存在する。
これら全ての流れをもう一度琴奨菊が
自分の手元に手繰り寄せる事が出来れば~の話。
なりふり何か構っていられない。
横綱白鵬のあの取り組みを見てもそうなのかも・・・
品格とか内容云々よりも、兎に角『勝つ』
これを究極に求められた者。
それが出来てこそ綱取りの可能性が再現出来る。
唯一の可能性ではないだろうか?
まとめ
やっぱり強い日本人力士が見たい。横綱も見たい。そして
優勝だってしてほしい。これに尽きる気持ちは
相撲ファンならば誰しも持ち合わせた感情だろう。
前場所の琴奨菊の優勝がどれだけ嬉しかったか。
盛り上がったか。それを考えたら琴奨菊にも、どれほど
少ない可能性でも、ゼロでないならばとことん追って欲しい
可能性だし、そして今日の取り組みの勝者稀勢の里にも
是非初優勝を決めて欲しいとも思うし、そんなこんなで
ますます今場所の大相撲から目が離せそうにない。
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