吉田沙保里4連覇は絶対ルールの父との誓い!母や2人の兄も凄い

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いよいよ後半戦でのリオ五輪レスリング女子が
17日出場の登坂絵梨、伊調馨の4連覇達成に
土性沙羅さんの初出場3選手全ての金メダル獲得。

これに2日目出場の18日深夜吉田沙保里(33)も
伊調馨に続き4連覇を賭けた戦いで注目されてます。

特にこの4連覇には吉田家では絶対ルールだった
勝栄さんとの約束がかかっており今大会で引退も
示唆する彼女には絶対に守らなければならない
闘いなのです。

彼女を育てた吉田家のルール勝栄さんの強烈子育て法や
またそれらを支えた吉田家の母や兄など家族の凄さも
改めて追ってみよう。




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目次

吉田沙保里父は吉田家で絶対ルール

2014年3月11日くも膜下出血を発症して突然の高速道路
での発症だったにも関わらず、中央分離帯にぶつかった
車を最後の力を振り絞って路肩まで寄せた車の中で息耐えて
いた吉田勝栄さん(享年61)。

父
出典:http://www.sanspo.com/london2012/photos/20120809/wrs12080923440029-p3.html

彼が言う事は絶対だった吉田家のルールとは~

人には絶対迷惑を掛けるな。
レスリングが全てにおいて最優先だったのは当然だが
それが強ければ他がどうでもいいと言う事ではなく
だからこそ、人に感謝して生かされている、気持ちを
忘れてはいけない。

ウチはウチ、人は人
近所の女友達のようにピアノがやりたい。2人いた兄たちも
野球がやりたい、剣道がやりたい。と言ったが吉田家に生まれたら
レスリング。

ポケットベルを友達みんな持ってるから「欲しい」
とお願いしたときも一括。ウチはウチ、人は人。

他にも細かなルールは沢山あった。
学校が終わって走って帰って自宅の道場で練習。
週末は出稽古か大会。

他の多くの同級生のように自由な時間が欲しい。
日曜日は遊びに行きたい。でも言ってもどうにも
ならないとわかっていたから言葉に出して言う事も
なかったと言う。

子供ながらにもそれほど彼女の父
勝栄さんは怖かった存在のようだ。

とにかく家族の誰もが「こうしろ」と言われたら
『はい』と言い従うしかなかったと・・・

そんな中でも強烈な思いでとして残っているのが
全国大会を控えた1カ月後に気合いが入りすぎて
練習中に左手を脱臼骨折してしまう。

緊急手術を受け手首に3本のボルトで固定。
さらに全体ギプスの状態で左手は当然動かせない。

当然大会は欠場のつもりだった。当たり前です。

だが、その状態で当時中学生だった娘に

    『片手でも戦える』

平然と言った勝栄氏。

耳を疑ったが、それでも反論の余地もなかった
彼女は何と、仕方無しに、ギプスをしたままの
試合は出来ないので、手術したばかりの左手首
から3本のボルトが肌を突き破り2㎝出ていたので
その突き出た部分のボルトを医者に頼み込んで
削ってもらったという

試合当日は固くテーピングしたその手での試合は
それでも使える訳はなく右手1本のタックルで
勝てると言い張る父親に押されて優勝したんだと。

凄すぎます。これ漫画の世界です。汗




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吉田沙保里4連覇は亡き父との最後の誓い

そんなこんなの吉田家では絶対ルールの父勝栄氏
との誓い。

それこそが、2016年リオ五輪での4連覇達成。
今大会が最後の五輪と引退も示唆している霊長類最強の
女吉田沙保里のこのリオでの、

「4連覇は父との約束。絶対に達成しなければいけない」

伊調馨が一日早く彼女も母に送るため前人未踏の
4連覇を達成して48キロ級の登坂絵梨、吉田勝栄氏の
教え子69キロ級の土性沙羅。
父

そして同じく4連覇達成を一足早く達成した伊調薫の
3人連続の金メダルで一気にプレッシャーは最大Max
状態だろうと想像できるが、彼女なら過去もそうしてきた
ように必ず勝栄氏との誓いを守ってくれるだろう。

吉田沙保里を支える母や兄も凄い

彼女は2014年3月に亡くなった父栄勝さんに母幸子さんに
2人の兄長男勝幸さん、次男栄利さん、沙保里さんの5人家族。

幸子さんは公務員だった故勝栄さんと22歳で結婚。
今や三重県の津市で彼女の「一志ジュニア」教室は
知らない人は居ない有名な教室ですが、当時公務員
という報酬が取れない教室にも関わらず世界に通用
する選手を~と真剣そのものに運営。
母
出典:http://www.sanspo.com/sports/photos/20150911/spo15091105040007-p8.html

だがか吉田家で絶対だった父の存在で苦労したのは
子供に関わらず母幸子さんも同じです。

報酬が無いと言っても、教室に来た子供達に最低限

怪我をさせない施設の運営や、大会などの遠征費
これらを家計から捻出して、食費も極限まで抑えて
まかなって影からフォローしたのも幸子さんの力です。

またレスリングの技術を教える事は出来てもどうしても
メンタルな部分でフォローするのはいつも幸子さんの
役目。

厳しい栄勝さんに変わり、ほとんど負け知らずの彼女が
数少なく負けた試合では、相当落ち込んでレスリングを
辞めようと思う程ショックを受けた娘に、

「今まで沙保里に負けてきた人達も同じだよ」

こう優しく言い聞かせ常に栄勝さんとは別のメンタル面での
フォローを行ってきました。

それは兄2人も同じで、同じ両親に育って同じ環境で
世界の舞台に立ち、世界が彼女を追う形となっている
霊長類最強と言われる妹を陰に日向にフォローしてます。
母兄
出典:http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201208090637.html

それが残された勝栄さんの願いでもある事は同じ
吉田家で生まれ育った兄妹ならわかっている事だからです。

最強伝説の吉田沙保里の4連覇に是非期待したですね。

おわりに

17日の見事な女子3人の金メダル獲得で是非この波に乗って
18日日本時間夜の今夜プレシャーに負けず伊調さんに続く
4連覇是非制覇してほしいですね。益々吉田沙保里から目が
離せませんね。




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